今さら見た「おくりびと」

「おくりびと」を見ました。もちろんDVDです。

あんまり興味なかったけどメチャメチャいいやん!

ラストには感動でうるうる来ちゃいました。

 

「死」という必ずおとずれる場面をお手伝いする納棺師というお仕事。

必要な仕事なのに作中では軽く侮蔑されてます。

友人には口をきいてもらえなくなり、奥さんは反対して出て行きます。

 

でも納棺師しだいで亡くなった人は「きれい」にもなるし(納棺師は死に化粧もします)

まるで物のようにただ運ばれたりもします。それによって親族の気持ちもまるで違う。

 

そんな重要な仕事を、本木雅弘が好演。

多くの葬儀の場面を描きながら映画はすすむので、いやおうなく「死」というものを考えさせられました。

 

映像も音楽もキレイだし、とくにセリフで語りすぎず映像で語る感じが良かったです。

久しぶりに面白い映画でした。

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