格闘技マンガ かく語りき

格闘技マンガってファンタジーです。
実際、ありえない強さや技を競って戦います

そんな格闘マンガは90年代中盤くらいに流行ってました。
当時はK-1やPRIDEと言った現実の格闘技も人気だったので
それとリンクしてマンガも人気。

そんな中で今なお続く長寿連載はこの3つ。

1つめは「高校鉄拳伝タフ」

古武術をうけつぐ主人公が空手やムエタイ、プロレスなど
さまざまな格闘技を戦います。

もう1つは「修羅の門」

これも設定はそっくりで古武術をうけつぐ主人公が空手やムエタイ、
プロレスなどさまざまな格闘技を戦います(←コピペです)

この2作品、設定はそっくりですがテイストが違うので、それぞれ人気でした。
その共通点としては当時の格闘技界にかなり影響を受けてる点。

 

実在の格闘家をモデルにしたキャラクターが多数登場して
こんな相手と対戦したらいいなぁっていう夢のカードを作中で描いてました

だから格闘技ファンの心をつかみます。実現しない夢のカードを
マンガの世界に見るのわけです。

 

そして最後は「グラップラー刃牙」
このマンガは毛色がちょっと違います。

主人公の少年は最強の父親を倒すため強さを求めて鍛え上げた我流。
また最強の父親も我流!たんに力が強いだけだったりします。

技の強さというより生き物としての強さって感じです。

でぇ空手やムエタイ、プロレスなどさまざまな格闘技を戦います(←コピペね)

 

個人的に今なお輝いてるのが「グラップラー刃牙」です。
その内容はもっともありえない荒唐無稽そのもの。

アッパーをくらった相手は空中でグルグルと回転し、
投げをくらった選手は地面と水平に飛んでいきます!

これはもう格闘技じゃない!SFです!

他の2作とちがって現実の格闘技界をなぞってもいないので今も色あせません。

ハチャメチャだけど今読み返しても面白いのです。

しかし、そんな「グラップラー刃牙」も今じゃスッカスカです。

連載もながく続きすぎると才能が枯れちゃうですかね~。

そろそろキレイに終わって欲しいところです。 

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