「魔人探偵脳噛ネウロ」というマンガを読む。
これはジャンプで連載していて中堅人気作品って感じだった。
「ワンピース」や「ナルト」ほど看板人気マンガではなかったけど
けっこう人気みたいなポジション。
ジャンプで人気の王道バトルものじゃないので看板にならないのは仕方ないところ。
でも独特の作風があって個人的にはけっこう好きでした。
でぇ、今回コミックでラストから10冊ほどまとめ読み。
なぜ初めから読まないかと言うと、ちょっと面倒だったから(笑)
ラスト10冊がちょうど最後のシリーズでまとまりも良かったんですよね。
読んでみると思ったより面白い。ジャンプにありがちな連載打ち切りじゃなく
キレイに描ききって終わってる。これって希有なことです。
きっとワンピースとか人気出過ぎてるから作者の意志だけじゃ終われないかもしれません。
ドラゴン・ボールが典型なのですが、商業誌だからギリギリまで連載続けさせられちゃう。
結果として、ラストの方は面白くないってことが多いです。
北斗の拳、キン肉マン、男塾、人気マンガの凋落は枚挙にいとまがありません。
反面、中堅作品はけっこうまとまり良く終わったりします。
このへんに矛盾を感じますよね~。上にいくほど不自由って人生みたいじゃありません?
この「魔人探偵脳噛ネウロ」はアニメ化までいってるのにキレイに終わりました。
作者の後書きを見るとけっこうラストのことは考えて描いてたみたいですね。
3巻で連載打ち切り。5巻。10巻。まさかの20巻って連載期間に応じて
最後は用意していたみたい。すごいプロ意識ですよね!
まんがも商業ペースから脱却してそろそろ終わり方も考えても良いのでは!?(とくにジャンプ)