空気の変化と総理辞任

菅内閣が誕生して1年がたったそうですが、これは小泉さん以降最長になりそうです。

このあいだまで菅おろしに対して国民の多くは「何で今?」と思ってたのではないでしょうか?
菅さんが合格点だとは思いませんが今変えるのはタイミングが悪いってのが国民目線。

それをこんな非常時に与野党が協力もしないで、ましては民主党まぜ造反しそうな勢いで
いったい政治家の先生方は何を考えてるのか?
そんな気分も先日の内閣不信任案が否決されて以降、だいぶ変わったと思います。

こんな事をする菅さんが総理やってても与野党ともに進まないのでは?
そんな空気が一気に国民にも伝わってきました。

この状況でたとえ小泉さんが総理でも劇的に変わるとは思えませんが
(誰がやっても目覚ましい成果が出せるような状況ではなさそうですが)
菅さんじゃ誰もついて行かんのでは?ってのが理解できちゃいました。

空気の変化ってのは不思議なもんです。
内閣不信任案が提出される前日までは民主党の造反が大量に出て
可決されそうな雰囲気でした。

それが、あやふやな「辞任表明」ともとれる発言で一気に空気が変わり否決。
人間って適当なんですね。でも菅さん発言は「辞任」に聞こえましたからね。

でぇ、自分がまいた種で今度は国民まで、「辞任しても仕方ないんじゃない?」って
空気が漂いました。やっぱり辞め時なんでしょうね。
こういう全体の雰囲気というものを上手にコントロールできない人がリーダ-でも上手くないですしね。
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