映画「第9地区」を見ました。宇宙船の故障で遭難?した宇宙人が南アフリカに住むお話です。その数なんと180万人!
高度な科学、人間を1激で殺せる体力を持ちながら、なぜか知性がなく人間にいいように蹂躙(じゅうりん)されてます。
とりあえず人間と隔離して、エイリアンだけを住まわせたスラムが第9地区で地元の南アフリカの人達は、猛烈に差別をしてます。
ざっくり言ってアパルトヘイトがテーマの宇宙人映画です。突っ込みどころ満載のB級のかおりが漂います。
はじめはエイリアンを狩る側だった主人公が、ある理由でエイリアン側になります。何となくアバターとかぶります。でも、そこで人間のエゴを浮き彫りにして描いています。おもしろい映画ですが見終わってモヤモヤとした感情が残りました。
ラストがすっきりしないような、いやこれで良いんだというラストのような。爽快感のあるタイプの映画ではありません。モヤモヤが残った僕は、映画について感想を話したくなってこの映画を見た友人に電話しちゃいましたからね(笑)
そんな余韻の残る映画「第9地区」でした。