先日、当院が主催する勉強会でいつもとは違う試みをしました。
いつもは教える技法が決まっているのですが、教える法としては少々飽きも出てきます。
でも参加者の先生のニーズに合わせてやるので毎回、説明の方法を工夫しつつ
同じ技術のマスターのために指導してます。
ところが先日は質問をつのったら腰痛についてオステオパシーを教えて欲しいという事になりました。
オステオパシーって聞き慣れない言葉ですが、アメリカ発祥、ヨーロッパで発展した整体です。
内臓や頭蓋骨、筋肉、骨格といくつものテクニックがあります。
僕も一通り基礎は勉強しています。
でも難解なテクニックも多く、解剖学的な知識も膨大にもとめられるので
カイロプラクターで勉強してない人も多いです。
でぇそれを教えろと仰るわけです。
僕はカイロが専門なので本当はあまり教えるのはどうかと思うのですが
あくまで佐倉解釈だよ!と念をおして教えました。
普通なら8時間セミナーで5回くらいでやる内容です。
それを小分けにして教えます。
基本を共有してないので基礎の基礎から。
論理や解剖学ばかりだとつまらないので臨床の話をまじえながら。
ぎっくり腰の時はここをこうする。なぜなら。。。
妊婦さんは7ヶ月くらいでここ、9ヶ月くらいからこっち。。。等々。
腰痛にたいするエトセトラを話しまくりました。
しかも全部アドリブです。
だって事前に何も準備してないですもん。
その場で教えてくれ!と言われて答えただけです。
教えてて我ながらよくしゃべるなぁと内心思ってました(笑
さて生徒さんの反応は。。。難しくて苦戦してらっしゃる。
技術指導もセミナーではあり得ないくらい丁寧にやりました。
だってテクニックで出会いが大切ですもの。
出会いの印象が難解だとくじけちゃいますからね。
なんとか面白い。使える。と思ってもらわないと生徒さんの治療家としての可能性が狭まります。
こっちも必死なのです。次回の生徒さんの反応が心配だったりします。